～FC加盟のメリットとそのギャップ（店舗設計編・実体験版）～

～FC加盟のメリットとそのギャップ（実体験版）～

「店舗設計ノウハウ」からみたギャップについて、お伝えいたします。

店舗設計ノウハウとは、
什器備品の適正や、無駄のないレイアウトを設計できる。
特に厨房のレイアウトは、後で変更ができないため、
営業開始後の効率に、大きな差が出る。
ということです。

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では、実際にＦＣで良かった点は？

・お客様が来店しやすい、入口（エントランス）のレイアウト。
→これは良かったですね。ＦＣのパッケージがうまく機能しました。
（担当して頂いた、設計士さんのセンスも大きかった。）

①店外から店内をボンヤリと見渡すことができるガラス張りだったので、
お店の雰囲気が、外からよくわかり、初見のお客様も安心して入店ができました。

②エントランスの間口は１ｍ８０ｃｍあり、「引き戸」でした。
来店を迷っているお客様が入り口付近に立つと、店内からその様子が良く見え、
タイミングを見て、お声を掛けするなどして、店内への誘導をすることもできましたね。

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では、役に立たなかった点は？

・厨房のレイアウトと機器類の選定です。
→これは頂けませんでしたね・・・。

厨房の設計は、ＦＣ本部の心臓部だと思うのですけれども。
全くといっていいほど、ＦＣ本部は役に立っていませんでしたね。

①厨房の真ん中に、作業台を兼ねた冷蔵庫（コールドテーブル）があり、
スタッフの移動に邪魔なのです。
アイドルタイム（閑散時間帯）でのワンオペが困難に・・・。
結局、当初の目論見と異なり、常に厨房に２人配置が必要となりました。
→１１年半の営業で、どれだけのコストが余計に掛かったのか、
想像してみて下さいね。

②フライヤーは、ＦＣ本部が、使用した実績のないタイプで設計・納品されました。
営業開始後に、用途と違うタイプであり、容量も不足していることが判明。

③冷凍庫の容量が足りず、追加で２台の設置が必要になりました。
オープン直前に、納品された冷凍品（海産品）が入りきらないトラブルが発生。
後日、別フロアのバックヤードに、冷凍庫を追加購入しました。

④全く使わない大型のガス台が設置され、無用の長物に。

など、厨房については、使い勝手に問題を抱えながらの営業でした。

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厨房機器は、一度設置してしまうと、電気・換気扇・ガスの位置などから、
簡単に模様替えはできません！
恥ずかしながら、店舗開店時、私自身が厨房の設計について、
よく理解していませんでした。

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ＦＣに加盟するにしても、しないにしても、
店舗の設計については、
他人（ＦＣ本部や設計士さん等）の言いなりにならず、
自分でしっかりとイメージをして、納得しながら進めて下さいね。

ＦＣ店の場合、設計ノウハウは、本部の資質によって
相当バラつきがあります。

私のケースを踏み台にして、失敗しないお店作りをして下さいね。

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次回は、
～FC加盟のメリットとそのギャップ（実体験版）～
「質の高いノウハウを享受できたのか編」として、

＜運営・教育ノウハウ＞
からみたギャップについて、書いていきます。